風に訊く 弥生 2023
毎年のことですが今月と来月は別れと出会いの時期と言われます。
クリニックの階下にある保育園ハートランド キャンパスの園児たちは今
卒園式の練習の真っ最中です。3年間での彼らの成長ぶりにはいつも驚かされます。
通りがかりに注射の先生と声をかけられ 僕は泣かなかった、私は痛くなかった
などと話をしてくれます。健診の際に泣いていた子に よろしくお願いしますと
あいさつされると 大きくなったなと感じ入ります。
約3年にわたって流行した新型コロナウイルス感染症はやっと沈静化の模様と
なりました。マスクの着用も緩やかになり、5月からは分類も変更されることに
なりました。
やっと元の生活に戻れると思われるようになりましたが、もとどうりには
ならないこともたくさんあります。特に値上げの問題は皆さんにも関係しています。
収入をどうやって維持、伸ばしていくか、生活は維持できるかなど 先に延ばせない事柄です。
春本番をまじかに控え 桜の開花も気になります。もうすぐと思われる夜に そっとたたずむ樹は
凛とした気配を漂わせながら、誇らしくもあり、この時期を先導してくれる頼りがいのある存在で
生命の躍動そのものです。
今年も お花見をお楽しみください。
前田雅道