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風に訊く  如月   2022

[2022.02.23]

  昨年より、体調を崩していた我が家の犬ミロ

 今年に入り、食事がとれなくなるだけでなく、排泄などの介護も必要となり

 家での時間は彼に注がれるようになりました。2階にもあがれなくなり、夜は

妻と交代で彼と一緒に寝て世話をしていました。そんな日々も2月6日の朝で静かに

幕がおりました。私が仕事に出た直ぐ後のことでした。妻の膝の上で最後の息を

引き取りました。12才と4か月でした。

 彼とのきっかけは 私が手術をうけた昔、そのあと元気づけの目的もあり家族から

勧められたことでした。来た頃は トイレットトレーニングに始まり、どうしつけるか

勉強する日々でした。散歩もあっちにこっちに 元気に引っ張るし、家のなかで

遊びたがるし、ミロをいつも意識した時間でした。

 早朝の散歩もそうでした。

                     前田雅道

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