風に訊く 如月 2022
昨年より、体調を崩していた我が家の犬ミロ
今年に入り、食事がとれなくなるだけでなく、排泄などの介護も必要となり
家での時間は彼に注がれるようになりました。2階にもあがれなくなり、夜は
妻と交代で彼と一緒に寝て世話をしていました。そんな日々も2月6日の朝で静かに
幕がおりました。私が仕事に出た直ぐ後のことでした。妻の膝の上で最後の息を
引き取りました。12才と4か月でした。
彼とのきっかけは 私が手術をうけた昔、そのあと元気づけの目的もあり家族から
勧められたことでした。来た頃は トイレットトレーニングに始まり、どうしつけるか
勉強する日々でした。散歩もあっちにこっちに 元気に引っ張るし、家のなかで
遊びたがるし、ミロをいつも意識した時間でした。
早朝の散歩もそうでした。
前田雅道