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風に訊く 如月 2024

[2024.03.01]

 昨年の10月より インボイス制度が始まりました。クリニックは

対象外とのことで関係なしと高をくくっていました。

でも今年に入り、少しずつ その変化を感じはじめました。請求書、

領収書が紙ででないことがあり メール上で 送られてきます。

これからは 請求書、領収書を綴じこむのではなく クラウド上に

データとして保管するかたちに変わっていき、認証(タイムスタンプ)

されると保管されたデータは修正できなくなるとのことです。

 ここまできて すべてのものの動きは お金に換算され、それは 

データとして保管され、修正は出来ず、国にそのデータは管理される

仕組みが出来上がります。情報収集は国にとって楽なものになります。

 では 最近の政治資金、裏金問題はインボイス制度の対象外に

するのが良いのでしょうか? 法律を作る議員が 自分たちを例外

とする。こんな政治手法があってもよいのでしょうか。まづ隗より

始めよ(言い出したものから実行せよ)ということわざをおもいだし

ました。国税庁も弱きをくじき、強気を助けるといわれています。

そうなれば 選挙で 投票して 意志を示してやりましょう。議員

さんの勝手は許しません。

                          前田 雅道

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